葵座異聞録 【神鳴剣助】

乙女ゲーム 葵座異聞録
11 /15 2011

文明開華 葵座異聞録文明開華 葵座異聞録
(2011/08/18)
Sony PSP

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タイムスリップした先で起こる事件を解決しながらの日常は、
笑いあり、感動あり、そして最後は好いた相手と結ばれるか、現代に戻るのか・・・。
おしいっ!!
実に、おしい作品です!!
何故これだけの設定を半端な状態で終わらせるのでしょうか?!

という訳で、総評は★2つです。
リメイクされる事を切に希望!!
メインだけでなく、脇役にまで豪華声優陣を起用しただけに、残念でなりません。
きっとそういった関係で、前評判が高かったのでしょうね・・・。
でも乙女ゲームユーザーを舐めちゃダメですよ!!


まぁ、それでも一応、攻略キャラ別に感想を・・・(笑)
ネタバレありですのでご注意を♪

王道キャラと思われる神鳴剣助(CV:森久保祥太郎さん)は。
女好きの設定のわりには、周囲に女の気配が無く、しっかり者のお兄さんって感じでした。
ただ言動が時々不自然で。
過去を語るとき、伝え聞いたはずのことをさも自分が体験したかのように話します。
最終的には、その理由が判るのですが・・・。
それでも理解できていない部分があります。
歴代の「葵座座長」は全て、20年ごとに若返って別人として過ごしている神鳴剣助が就任していたそうなのですが。
それで辻褄が合うんですか?!

人ではなく、神器が人の姿をとっているだけである神鳴剣助。
「心」など無いと思っていた彼が、ヒロインと過ごすうちに心を自覚し、惹かれていき・・・。
初めての感情に戸惑ったのでしょうか?
いきなり告白して、返事も聞かずにキスシーンです。
・・・いや・・・手が早いと言うか、何と言うか・・・。

エンディングは2種。
明治の世に残留し、神器としての力の殆どを失くし、余命後数十年となった神鳴剣助と生涯を共にするか。
現世に帰り、「人」に転生した剣助(幼馴染の宗助)と結ばれるか。
というものです。
別れのシーンでは、ヒロインを元の世界に帰したいけど、帰したくないという彼の葛藤する姿(演技)が良かったです。
ちょっと、ポロっと泣きました(^^;
とりあえず、幸せになれてよかったね。という感じですね。



では、以下は全体的な感想を・・・。
最初に攻略できる5人の4~8月までを同時進行で攻略しているので、その辺の感想になります。
かなり辛口ですので、ご注意を。


彼方此方で辛口レビューが挙がっているこのゲームですが。
まさにその通りのゲームでした。
声優さんは文句なし。
当たり前ですね。
実力もあり有名な声優さんばかり起用しておられますから。
立ち絵やスチルも好みの差はあるかもしれませんが、綺麗な仕上がりだと思います。
また、システム面が異常なほど充実しています!!
えぇ。「こんなに充実する必要があるの?」と思えるほどです。
セーブ箇所も多く、クイックセーブ&ロード、既読スキップ機能など、ゲームのシステムとしては最高です。
おまけ機能も充実していて、システムボイスをキャラが担当。
ON/OFF機能もあるので、好きにカスタマイズできます。
その上、立ち絵を動かして遠近感を持たせたり、ヒロインの立ち絵も登場させて戦闘場面を演出したりと、斬新さもあります。
まぁ、個人的には「必要以上にヒロインの立ち絵を見たくない」派なので、アレですが。
そういう意味では個性的なゲームだと思いました。
ただ・・・。
多くの方が仰っておられるとおり、キャラの個別ルートの意味が不明。
OP後にいきなりキャラ選択に入るのはOKです。
以前プレイした「いざ、出陣! 恋戦」もこんな感じでしたから。

私は先ず最初に剣助(以下、スケさん)の4月を選択しました。
すると4月が終わった所でキャラ選択画面に・・・。
こうなると、各月(章)毎にキャラを選んで物語が進むのかと思いきや。
キャラ毎に毎月を過ごさないとダメなんです。
つまり、4月はスケさんと過ごして、5月はキカク(以下、カクさん)と過ごす。で6月は・・・と言うわけには、いかないんです。
なので、カクさんの4月をプレイし終えたら、今度はスケさんの4月をプレイする。
そんなことも可能なのです。
勿論、そんなことをする必要もなく。
スケさん一筋に毎月を過ごせばイイ話なんですけどね。
となると、月毎にキャラ選択画面に入る必要あるのでしょうか???
これに気付いた瞬間、フルコンプが難しそうな予感がしたので、同時進行してしまいました。
すると、案の定。
フルコンプの意欲を削ぐ展開が・・・(^^;
個別ルートごとに、明かされる秘密・・・的なものの違いはあるものの。
大筋は同じです。
キャラルートの意味合いとしては、登場キャラの過去などを把握する目的でプレイするって感じでしょうか?!

明治時代にタイムスリップした主人公が戦いに巻き込まれて・・・と言う設定のわりに、その辺の葛藤とかサラリと流れ。
何故か毎月を一緒に過ごしただけでキャラに好かれていきます(笑)。
しかもキャラによっては一目惚れ?!
初対面から好印象のようで。
モテモテです。
確かに容姿は良いほうなのかもしれませんが。
決して絶世の美女と言う設定ではありませんし。
ただのダジャレ好きで日本史音痴の女子高生ですよ。
まぁ「ただの」という表現は的確ではないかもしれませんけどね。
シリアスな場面で容赦なくダジャレを飛ばす彼女に、普通を求めてはいけない気がします(^^;
いくらなんでも、そこは空気を読もうよ・・・。
はっ!!
もしかして明治の人には、そこが魅力的だったとか?!
というか、ダジャレを理解できている人が少なかった気がします。
だいたい、ダジャレの必要性が良く判りません。
制作者側の趣味?!

余談ですが。
昔、最初っから全キャラにモテモテの状態からスタートする乙女ゲームがありましたね~。
石田さんがご出演と言う理由だけで買ったそのゲームですが、結局誰一人クリアせずに嫌になって放り投げました。
そんな経験があったので、今度は投げ出さないよう、一気に片をつけました!
石田さん演じる軍人さんは2周目以降に攻略可能なので。

シナリオは・・・微妙。
ダジャレが入り込むせいもあるのでしょうが・・・。
葵座の皆の過去が少しずつ明かされていっても、攻略キャラ以外はサラリと流され。
何と言うか、勿体無い感じがします。
全体的に、
【乙女ゲームとは、萌え声優が甘い台詞を囁く】
といった程度にしか認識しておられない方が作った感じ、と言えば良いのでしょうか。
システム面がやたら凝っているので(きっと担当が違うのでしょうね)、余計にシナリオのお粗末さが目立ちます。
いっそシステム面もお粗末で、値段がもっと安かったら諦めも付くのですが・・・。
ハッキリ言って、世の乙女ゲーマーを敵に回しそうなゲームです。
あ、あと、個人的に戦闘シーンが萎えました。
戦闘前の変身シーン「家紋、カモン」は言うに及ばず(笑)
戦闘シーンの立ち絵の動かし方は、迫力も何もなく。
いっそ「声」と「音」だけで良かったのではないかと感じています。
平面上で立ち絵同士がぶつかってもねぇ。
立ち絵キャラの視線は常にプレイヤー側(笑)
戦闘シーンを見せたい(表現したい)のなら、せめてキャラ同士が向かい合う立ち絵を準備するべきでは?!
何だか「正面に誰も座って居ない不自然なお茶の間シーン」を連想してしまいました。
水戸黄門(葵の御紋にスケさん・カクさんなど勢揃いだし)がやりたいのか、戦隊モノがやりたいのか・・・。
統一感が無いというか、取り込みすぎと言うか。

そんな感じの突っ込みどころ満載のこのゲーム。
細かく言ったら、キリが無いのですが。
兎に角!!
これほど恋愛の「過程」を無視したシナリオはお目にかかれないのではないでしょうか。
一応、キャラルートによって聞くことが出来るダジャレが違うのですが。
ダビデ(天根ヒカル)じゃあるまいし、聞いて楽しものでもないし、雰囲気ぶち壊しで寧ろ聞きたくないです。
タイムスリップした先で、共に生活しただけで好意を寄せられてもねぇ(^^;
なので「恋愛の過程」を期待してはいけません。
まぁ、必ずとは言いませんが。
誰か好きなキャラ1人を攻略し終えたら、2人目以降のプレイで攻略意欲が落ちていく方が多いのではないでしょうか。

あと「明治初期」というわりには、男女の距離が近いです。
やたら近いです。
「迷子になる」といって手を繋いで街を歩いたり。
自転車の二人乗りで必要以上に体を寄せるし。
「おまじない」といって額を寄せるようにして話しかけているし。
ヒロイン的には「ちょっと近い!」程度で済むかもしれませんが。
周囲の人から見れば「有り得ない」事だと思うんですよね。
もっと奥ゆかしい恋愛展開を期待していただけに、告白とか気持ちを確かめるとかよりも先にキスって・・・。
明治の男の行動じゃないでしょう?
特にリン。
何なんでしょう。あれほど男気のあるリンの、あの男らしくない行動は?!
ガッカリです。

お札様(菩薩様に掛けてみた/笑)の陰謀も、その後どうなったのでしょうか?
解決していない謎が・・・。
ヒロインが残留した場合、元居た世界はどうなるのでしょうね。
やっぱり、行方不明のまま?!
キャラとはラブラブになれても、ある意味、後味が悪いですね。

となると、楽しみは声優さんに甘く囁いてもらうことだけです。
えぇ。
石田さんとか三木さんとか(〃∇〃)
あと、梶さんとか森久保さんとか鈴木さんとか・・・。
展開が急過ぎて、情緒の何もあったものではありませんが(笑)一応幸せになれます。
「萌え声優の甘い台詞」だけを目当てとするなら、間違いはないゲームです。
しかもサブキャラまで豪華声優陣!!
此処まで有名どころを揃える必要があったのでしょうか?!
前宣伝が派手で過剰に期待されていた理由が窺えますね・・・。

因みに。
攻略2人目以降は、ドラマCD感覚でオートプレイでした。
基本的な話しの展開は同じなのに、攻略キャラが変わるだけでスキップ機能が使えませんからね。
ヒロインの台詞は大方予想が付くので、オートで放置。
選択画面でゲーム機に触る。という感じでプレイしました。


可能なら、完全リメイクした方がいいと思いますよ。
うん。


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亜樹(あじゅ)


ドリーマーな妄想が趣味の乙女ゲーマー。
声優・石田彰さん、安元洋貴さん、前野智昭さんたちの大ファンです。
此処では乙女ゲームの感想をメインに、漫画やドラマCD等についても萌え綴ります。
今日明日も明後日も、私は趣味に勤しみます♪

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