アネットと秘密の指輪

趣味 文庫/小説
05 /13 2008
東京では、兎に角待ち時間が長かったため、グッズ販売の列に並びながら、本を一冊読み終えてしまいました。
ふっ。
足が痛かった(^^;
それでも時間が余り、退屈だった私・・・。
荷物になっても良いから、もう一冊持って行くんだったと後悔です。

【お嬢様のおおせのままに】シリーズの第一弾、ですよね。
まだ続刊は発売されておりませんが(というか、この1巻が今月発売されたばかりなんですけど)、続きが気になる作品です。

アネットと秘密の指輪  お嬢様のおおせのままに (角川ビーンズ文庫 52-10)アネットと秘密の指輪 お嬢様のおおせのままに (角川ビーンズ文庫 52-10)
(2008/05/01)
雨川 恵

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アネットは16歳。
母親と二人でその日の糧に困るような貧乏暮らしをしていました。
そして、何度も『いつか父さんが迎えに来るわ」という母の言葉に疑問を感じつつ、それでもその望みに縋っている母を傷つけたくないという思いから、口を噤んでいました。
父親からプレゼントされたという指輪を大切に持って。
しかし、その母親も、急な病であっという間に他界。
病床の母に薬をと思い、その指輪さえ売り払おうとしたものの。
質屋では、ろくな値段にならないガラス玉の指輪だと言われ、結局足しにならず、持ち帰る事に。
薬代は勿論、葬式代も苦労の末搾り出し、母の形見の指輪を大切に持って今日を強く生きるアネット。

しかし、貧民街の生活は、16の娘が一人で生きていくには、とても辛い環境でした。

母の弟であるノア叔父に金をたかられ。
職場の機械化に伴い、人件費削除でリストラにあい。
家賃も滞納しているため、追い出されそうになってしまったアネット。
そんな時に突然現れた弁護士が、アネットを半ば強引に馬車に乗せ、大きな屋敷へと連れて行きます。
そして親族の集まる中、彼女こそが、正当な後継者だと爆弾発言を!
しかし。
父親は伯爵家の跡取り息子で、アネットの母親と駆け落ちしたのだと聞かされても、信用できないアネット。
それもそうでしょう。
アネットにとっての父親像は、母をたぶらかし、その後放っておいたロクデナシなのですから。
そこで弁護士・ユージンは、自分の知る限りでアネットの両親の事を説明。
実はアネットは、3歳頃まで、両親と一緒に生活していたというのです。
そして自分が病に侵され、余命いくばくも無い事を悟ると、実家に戻り、妻と娘の事を頼み他界したのです。
その上、アネットが母の形見として大切に持っていた指輪は、父親の実家の家宝。
これらの証拠を提示し、親族達に納得させたのは、偏にユージンの手腕によるものではないでしょうか。

こうして、爵位を継いだアネットですが。
執事・リチャードに教養一般を習いつつ、レディになるべく奮闘している最中に、その指輪を巡ってトラブルが!


最初、アネットの指輪を狙う犯人が誰かすぐに判ったので(笑)、ありきたりの展開で何だかなーと思ったのですが。
ここで意外な伏兵が!!O(≧∇≦)O
まさか彼が、そういう素性だとは思いませんでした。
それぞれの思惑で指輪を手に入れようと必死な彼ら。
そんな中で、アネットだけが、自分の命よりも、相手の気持ちを大切にしていました。
うーん。
下町っ子の度胸というより、伯爵の器の深さといった所でしょうか?
アネットって、凄いです!

という訳で、まずまずの満足度。
今後の展開が期待されますね。
ただのお嬢様じゃつまりませんから(笑)。

今度は、雨川恵先生の別作品の、アダルシャン・シリーズも読んでみたくなりました。
基本的に、続き物が好きなのでv
10歳の花嫁との政略結婚の行方・・・という謳い文句。
気になりますよね?(笑)

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亜樹(あじゅ)


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